機動戦士ガンダム時代の連邦軍のモビルスーツ型式番号はこれで、おおまかに説明できるが、OVA「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」が1989年に製作されたあたりから、型式番号は少し複雑になる。
登場するモビルスーツは、RGM-79D、RGM-79G/GSである。これらのモビルスーツの登場の背景については後述するが、これらのモビルスーツの登場により、RGM-79○○と○○部分に仕様(型)が表示されるようになる。Dはジムの寒冷地仕様、Gはコロニー内部での戦闘を想定した仕様、GSは宇宙空間仕様となる。
このRGM-79○○の型式番号は以後、継承されることのなる。
とこらが、ガンダムと名が付くモビルスーツには、このルールは当てはまらなくなる。
OVA「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」のガンダムアレックスと後述するが、OVA「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場する「ガンダム再開発計画」で開発されたGP系のガンダムの型式番号も同様である。
アレックスの型式番号な、RX-78NT-1、GP系のガンダムはRX-78GP01、RX-78GP02である。
アレックスの開発はニュータイプの能力に覚醒したアムロ・レイ専用に開発されて、宇宙世紀0079年からスタートしているはずだから、本来であれば、RX-79NT-1とならなけらばならないだろう。
また、連邦軍再建計画の一環としてジョン・コーウェン中将管理下、アナハイム・エレクトロニクスで「ガンダム開発計画」がスタートするのは、宇宙世紀0081年10月20日、アナハイム・エレクトロニクスのフォン・ブラウン工場で、RX-78GP02、RX-78GP01が完成するのは、0083年9月とされている。ルールに従えば、 RX-81 GP01、RX-81GP02となるだろう。
公式設定的に考えて、アレックスやGP系はRX-78ガンダム系のモビルスーツに属し、RX-78-2ガンダムは戦局を一変させるほど大活躍し、以後連邦軍のシンボル的モビルスーツとなったことから、新モビルスーツにもあやかって、あえてRX-78の表示をしたとも解釈できる。